松戸フューチャーセンターについて

所在地 :千葉県松戸市
主要用途:----
構造  :鉄筋コンクリート造 地上4階建ての4階
敷地面積:---.--m²
建築面積:---.--m²
延床面積:105.77m²
施工  :竹中ホームリビング株式会社
構造  :
撮影  :大畠稜司建築設計事務所

松戸フューチャーセンターは、松戸市の危機感から立ち上がったプロジェクトだ。

「松戸市がフューチャーセンターを設立した背景は、市を取り巻く環境が複雑化し、ニーズが多様化しており、発生した課題に対し、単独の担当課や優れたリーダーがいるだけでは解決できない時代になっているということが挙げられます。そうした時代に課題を解決していくためには、多様な関係者が対等な立場で、未来志向の対話で話し合い、革新的なアイデアを生み出す必要があります。松戸フューチャーセンターは、そのための仕組みとして誕生しました。」
(松戸市教育委員会生涯学習部生涯学習推進課より引用)

松戸フューチャーセンターで求められたのは、会議室とは違う雰囲気でセッションができ、フレキシブルな使い方ができる空間造りだ。それでいて、ホワイトボードを取り入れたり、並び替えで形が変わるテーブルなどを取り入れ、機能的な設備も求められた。予算の大半はその機能的な備品にあてられ、意匠的な部分では床の上張り、壁と天井の塗装をするだけにした。ただ、床の上張りと塗装だけでは面白くないので、床はセッションスペースと休憩スペースで張り分けをした。壁にはセッションをした模造紙を貼れるようにマグネット塗料を塗り、その上にオレンジ色の塗装をし空間が明るくなるようにした。
空間をフレキシブルに区分けするツールとしてウッドボックスを作り、それを積み重ねて空間を作ったり、テーブルや収納として使えるようにした。このウッドボックスは、DIYで関係者と一緒に作り上げた。

現在、松戸フューチャーセンターでは、「誰もが創造的に働く」をテーマにしている。
様々な関係者が参加して、未来志向の対話を通じて、新たなアイデアや手段を発見・創出・共有するセッションを実施するとともに、セッションを通して、新たな価値(イノベーション)を創出する仕組みの構築と人材育成に取り組んでおり、この松戸フューチャーセンターからイノベーションが起こることを期待している。